令和2年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

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男子ジェイテクト、女子JT共に初優勝 天皇杯・皇后杯決勝

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 天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドは12月19日(土)に女子決勝、20日(日)に男子決勝を行い、女子はJTマーヴェラスが、男子はジェイテクトSTINGSが共に初優勝を飾りました。

 

決勝試合結果(大田区総合体育館特設コート)

女子(19日)皇后杯決勝

JTマーヴェラス 3(25-21、25-18、25-17)0 東レアローズ

男子(20日)天皇杯決勝

ジェイテクトSTINGS 3(25-20、23-25、25-13、25-22)1 パナソニックパンサーズ

 

 

 <女子>V.LEAGUE DIVITION1で13戦全勝し首位を走る東レに対し、JTは主砲のドルーズ・アンドレア選手の圧倒的な攻撃力(スパイク30得点、決定率65.2%)に加え徹底した守備とブロックの連携で、東レのエース黒後愛選手、石川真佑選手(共に日本代表)の持ち味を封じました。吉原知子監督は大会開催への感謝を口にした後「攻撃力のある東レに対し、いい準備をしてきた。それがそのままコートで表せたと思う」と勝因を語りました。芥川愛加選手(日本代表)は会見で「JTに在籍して11年。初優勝はうれしい。今回は勝つためだけにチームで結束してきた。(今季はコロナ禍での活動で)ただの優勝ではなくひと味違う優勝となった」と初優勝をかみしめました。

 

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 <男子>昨年度V.LEAGUE DIVISION1決勝と同じ対戦になりました。ジェイテクト西田有志選手(日本代表)が、サーブ(4得点)、アタック(30得点、うちバックアタック18得点)、ブロック(3得点)と、どんな位置からも得点を量産。一方で、西田選手だけに頼ることなく、この日誕生日のゲームキャプテン福山汰一選手が、アタック決定率100%をマークしました。

 ジェイテクトの本間隆太主将(日本代表)は「攻撃陣がチームを引っ張ってくれ、2本目のつなぎがチームとしてよかった」と語り、西田選手も「100点とは言えない(自分の)パフォーマンスだったが、チーム全員で6人が強い方が勝つ。上がった来たボールは決めきることを徹底してきた。それを全員でできた」と皆で勝ち取った優勝を強調しました。

 日本代表で西田選手と同じポジションのパナソニック大竹壱青選手も、チーム最多の22得点、うちサーブ4得点と気を吐きましたが、「西田選手との打ち合いに勝とうと思っていたが、決めきれなかった。西田選手のチームを勝たせることができる力はすごい」と語りました。

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 決勝は観客のみなさまにも消毒や検温などコロナ対策へのご協力を賜り、ありがとうございました。無事に開催できましたことを、主催者として心よりお礼申し上げます。

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